ここにきて基本中の基本であるログの取り方について記録していなかった事を思い出した。。
基本的にはESRSというリモートシステムでDELL EMCのエンジニアさんがログを取ってみてくれるんですけど、稀にリモート拒否しているめんどく・・セキュリティ意識の高いお客さんがいまして、その場合はログを取得してFTPサイトなどにアップロードして調査を依頼してます。
取り敢えずVNXのログの取り方で、今回はCLIでの取得方法をご紹介。
(GUIは写真紹介が難しいので)
■BLOCK:SPcollectの取得方法
VNXに接続できる端末で、Windowsのコマンドプロンプトを開いて
SPA/BのIPアドレスとユーザーIDとパスワードが必要だから注意
・naviseccli -h 「SPA/BのIPアドレス」 -user [admin] -password [admin] -scope 0 getagent
*基本的な情報が出力されるのでアクセスしている先に間違いが無いかを確認
・naviseccli -h 「SPA/BのIPアドレス」 -user [admin] -password [admin] -scope 0 faults -list
*交換が必要なHWが表示される(全てではない)
・naviseccli -h 「SPA/BのIPアドレス」 -user [admin] -password [admin] -scope 0 spcollect
*BLOCK側のログであるSPcollectを取得するためのコマンド、A/B両方必要で、両方の取得時刻に間があくと正確な解析ができないため、すぐにもう片方のSPでもコマンドを打ちましょう。
・naviseccli -h 「SPA/BのIPアドレス」 -user [admin] -password [admin] -scope 0 managefiles -list
*現在の進捗を確認する"runlog.txt"がついてるファイルが対象なので覚えておくように
・naviseccli -h 「SPA/BのIPアドレス」 -user [admin] -password [admin] -scope 0 managefiles -retrieve
*runlogが無くなったのを確認したら、"data.zip"で一番新しいファイルの番号を入力してYを入力するとダウンロードが始まります
■File(CS):support materialsの取得方法
rootユーザになって
$ cd /nas/tools
$ ./collect_support_materials
暫くログの生成が始まるので、完了したら
$ cd /nas/var/emcsupport
lsコマンドで”Support_materials”と名の付く一番新しいファイルを確認し、端末にダウンロードしましょう。
ダウンロード方法は使っているSSHツールによって方法があるかな?
取り敢えずVNXのログはこんな感じで取得をしております。